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薩摩切子とは

薩摩切子は、江戸末期の薩摩藩で独自に造られたカットグラスです。
透明なガラスの外側に色ガラスを被せた「色被せガラス」を表面から削ることで、カット部分にグラデーションが生まれます。この繊細なぼかしが薩摩切子最大の特徴です。

薩摩切子 猪口

幕末から明治にわたる動乱の時代にその技術が衰退、一時途絶えてしまいました。
しかし、そこからおよそ100年後。わずかに残されていた実物の薩摩切子や資料などから復元され、1997年に鹿児島県の伝統的工芸品指定を受けました。

現在、鹿児島県指定伝統的工芸品の一つとして県内に複数の工房・職人たちがおり、その伝統を大切に受け継ぎ守っています。

鹿児島県指定伝統的工芸品
MIRIYU工房外観

MIRIYU工房では伝統を継承しつつ新たな薩摩切子を追求し、唯一無二の作品作りに力を入れています。

主な工程

薩摩切子 割付

割付

薩摩切子 カット

カット

薩摩切子 磨き

磨き

薩摩切子 検査

検査

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